真田幸村 …バサラの第二主人公。いつも元気で礼儀正しい。恐ろしくマイペース
猿飛佐助 …忍の技術だけでなく、幸村のマネージャーとしても有能
カプ●ンスタッフ …バサラ製作担当スタッフ。善良で理性的



−カプ●ン会議室にて−


カプ●ンスタッフ(以下カ):本日は主従そろってお集まり頂いてありがとうございます…
真田(以下真):カプ●ン殿にはいつもお世話になっておりまする。お屋形様からもくれぐれもよろしく伝えるようにと言付かってござる。拙者、若輩者なれど誠心誠意お役目果たしまするゆえ、よろしくお願い致し申す
カ:そんな堅苦しく考えてもらわなくて良いんですよ。気楽になさって下さい。いやもうホントに
佐助(以下佐):なんかお疲れっぽいですね?…あー、もしかして部屋を破壊されちゃったらどうしようとか心配してます?大丈夫ですよ、うちのダンナはどこかの暴れ竜と違って破壊する時と場所は弁えてますから
カ:え、わ、解るんですか…?
佐:だって窓があからさまに伊達軍仕様ですよね
真:うぉ?! 何やら厚い窓ガラスでござるな!武蔵は信州より暖かいと聞いておったが、これほど防寒せねば冷えるものなのか、佐助?
佐:寒いから厚くしたんじゃなくて、伊達軍が壊したから直してったみたいだよ。ほらここ、スプレーで字が書いてあるでしょ?
真:むぅ…夜・露・四・苦…。四字熟語か?
佐:全然違うから
カ;かるくカプ●ン名物になってます
真:床も頑丈でござるな
カ:そ、そちらも…
佐:伊達軍が壊して直してったの?
カ:はい。ガンダニウム合金と言ってましたが、本当かどうかは解りません。とりあえず伊達さんが試し「JET-X」やってみましたが、穴が空かなかったので頑丈なのは間違いありません
佐:床に大きく伊達家の家紋も入ってるしね
カ:最近、バサラ部屋って呼ばれてます
真:むぅ…まさしく
佐:なるほどね〜。しっかしこんな監獄みたいなところ閉じ込められて、罠だったらどうしようってちょっと警戒してたんですよ。幸い天井は脆そうなんで、事前に忍び込んで穴開けさせてもらいましたけど
カ:えぇえ!?!
佐:まさか嘘ですって
カ:…ほ、本当に嘘ですよね?…じ、実は修理費もバカにならないので、何もない大草原のど真ん中とかで打ち合わせしたいくらいだったんですが…
佐:それにビデオカメラなんか用意しなくても、こんな狭い場所で実践なんてしないから大丈夫ですよ?
カ:ほ、本当ですか…?
佐:本当本当。ダンナが暴れそうになったら俺が止めますから
カ:あ、ありがとうございます〜!
真:佐助、某このような狭い場所で暴れたりはせぬぞ
佐:だよねー。あっという間に気合であちこち引火しちゃうもんね
カ:えぇええええ!?!
佐:大丈夫ですよ。敵がいなければ活性化しませんから
真:うむ
カ:…自分で認めてるんだ
佐:自覚があるだけ竜のダンナより良いと思いますけどね
カ:そうですね…い、いやいやそそそそれでですね。今日お呼びしたはの、バサラ2外伝の真田さんのストーリーモードのストーリーを話し合いさせて頂きたいと思いましてっ
真:某のような若輩をお呼び頂き、恐悦至極に存じまする
カ:いえいえ。真田さんあってのバサラですから
佐:んで、竜のダンナはどんな話になったんですか?
カ:伊達さんのストーリーモードでは、真田さんと共闘して頂きたいと思っておりまして。事後承諾の形になってしまって申し訳ないのですが
佐:でもそれってどうせ、ダンナが酷い扱いになってるんでしょ?
カ:…確かにちょっと、真田さんだけ大変な目に遭ってますが…
佐:真田のダンナだけ怪我してて、それを竜のダンナがフォローするとか、怪我してるから勝負はお預けだとか、美味しい所は全部持ってくようなあちら様本意の話考えそうだもんねー
カ:…おっしゃる通りで
佐:でしょー?竜のダンナが考えそうなことだもん、そうだと思ったよー
真:某の話では、政宗殿が敵役で構わないでござる
佐:で、竜のダンナだけ怪我してたり真田のダンナが助けたりすんの?
真:それでは政宗殿に申し訳が立たぬ。互いに五体満足な状態での一騎討ち、全三章ならば三本勝負が良いと思うのだが
佐:…それってただの対戦ゲームだよね
カ:すみません、そちらは後日発売予定です
真:むぅ…では政宗殿との仕合はひとまず置いておくしかあるまい
佐:一騎討ち以外の選択肢がないんだね
真:無論
佐:ダンナのそういう潔いとこ好きだよ
真:政宗殿とはいずれ雌雄を決せねばと思っておりますが。むぉおおおおたぎ…っ
佐:ハイハイたぎらないたぎらない
カ:ひぇえっ
佐:あ、逃げなくて大丈夫ですよ、これくらいなら引火しませんから
カ:…ほ、ホントですよね〜〜〜!?
佐:ホントですってば。こんな狭いところで発火されたら、さすがに俺様も逃げ場に苦労しますんで
カ:え?
真:カプ●ン殿、お屋形様と某の修業風景を全三章で披露するのはいかが?
カ:え?…あ、そ、それは楽しそうですね!拳と拳で語り合う熱い男同士の修業風景、真田さんおよび武田軍にふさわしい内容だと思います
佐:不健全な色気はまるでないけどね
真:佐助、修業に色気など破廉恥だぞ!
佐:あははー、闇属性部の血が疼いちゃった。大将とダンナの修業で色気は不可能だよね。ごめんごめん、そのネタでいいと思うよ
真:お屋形様と某の鍛錬に色事な展開なぞないぞ!?
佐:大丈夫、誰も期待してないから



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