伊達政宗 …言わずと知れたバサラの主人公。自称「クールでスタイリッシュ」
片倉小十郎   …政宗の補佐役。バサラ2英雄外伝の主役に抜擢された
カプ●ンスタッフ …バサラ製作担当スタッフ。善良で理性的



−カプ●ン会議室にて−


カプ●ンスタッフ(以下カ):本日は主従そろってお集まり頂いてありがとうございました
片倉(以下片):いえいえ、カプ●ン様にはいつも主がお世話になっております
伊達(以下伊):Hey-Yo! 今日はなんの集まりだって?
カ:先日「戦国BASARA2英雄外伝」の片倉さんのストーリーモードの概要を送らせて頂いたかと思うのですが
伊:Ha! なかなかナイスなストーリィだったぜ!?
カ:ありがとうございます。片倉さんもご満足頂けましたか?
片:政宗様の補佐役たる私があれ程目立ってしまって良いのか不安に思いましたが、政宗様が大層気に入って下さったので満足しております
カ:それは良かった
伊:実を言えば、俺と小十郎の一騎討ちで俺がやられるってのが気に食わなかったが、怪我してるらしいし小十郎のストーリィだからな!たまには花持たせてやらねぇと悪いし
片:もったいないお言葉です
カ:企画して頂いた闇属性部の松永部長のお話では、一騎討ちは緩急の「緩」部分であると…
片:あぁあああ!?!!!
カ:い、いえなんでもありませんですハイ
伊:それに、崖から吹っ飛ばされて俺だけ重傷ってのもなんか納得いかねんだけどよ
カ:今回はあくまで片倉さんが主人公の話になりますので、「片倉さんが伊達さんを助ける」という構図が欲しかったんです。伊達さんには申し訳ないと思っておりますが、ご了承願いたいと…
伊:O.K, O.K. 俺は心の広い君主だからな、それくらい許してやるさ
片:さすがです、政宗様…!
伊:いいってことよ、小十郎。お前の晴舞台だ。伊達軍の名に恥じないよう、クールでスタイリッシュなとこキメて来いよ!
片:はッ!
カ:う、打ち合わせから気合い入っててありがたいです…
伊:そうそう、小十郎のピンチに間一髪俺が助けに入るって構図は気に入った。あれ以上グレイトなシチュエーションはねぇな
カ:ありがとうございます
伊:小十郎なんか、まだ実際のロケ入ってねぇのに台本読んだだけで泣いちまってよ
片:前章で狼藉を働いた愚かな私を助けに来て下さる政宗様の度量の深さに思わず…っ!!
伊:落ち着けって小十郎。お前は俺の右目。俺の一部を助けるなんて当たり前のことだろ
片:もったいないお言葉です
伊:お前の「死ぬ覚悟はできてる。だが死のうと思ったことは一度もねぇ」ってセリフにハートを打ち抜かれたぜ。これからも俺の良いアドバイザーで居てくれよ
片:ま…政宗様…ッ!!!
カ:う、打ち合わせから感情移入もしてもらっててありがたいです…
伊:そうだぜ小十郎。俺らなんでこんなトコ来てんだ?
片:は、政宗様の進退に関わる重要な案件と伺って来ました
伊:Oh! フカすじゃねェか、なんだ?
カ:今回の打ち合わせでは、伊達さんのストーリーモードのストーリーを決めて頂こうと思いまして
伊:だが小十郎ン時はあんたらで決めてたろ?
カ:それはですね、主役の片倉さんと対で悪役を決めなければならなかったので、数多くの悪役を排出している闇属性部に応援を頼んだ次第でして
伊:なるほどなァ、じゃあ今回あくまで脇役である俺様のストーリィには、松永は入れなくていいってこったな?
カ:その通りです。伊達さんの好きな配役、好きな展開を考えて頂いてけっこうです
伊:つまり、俺様らしいクールでスタイリッシュなキャストとストーリィを、クールでスタイリッシュな俺様が作っていいってこったな?
カ:でも、伊達さんの場合は全3章でお願いします
片:あぁあああ!?!!!
カ:す、すみません許容量の都合上… ということに…
伊:That's all right ! いいってことさ小十郎。その三章に俺の全てをブチ込めばいいんだろ?
カ:お、おっしゃる通りで…
片:…まさか真田幸村は5章とか言わねぇだろうな?
カ:もちろん真田さんも3章です!今回は2の脇役達が主人公なので、主役級の方々は全員3章になります
伊:オーーォケェイ、そんな細かいことはどうでもいいさ、小十郎。さぁ始めようか。It's SHOW TIME !!
片:御意!
カ:よ、よろしくお願いします…



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