−再度休憩後−


竹:では第一章は決まりましたので、第二章を提案させて頂きます
カ:奈落に落ちた政宗を助けた小十郎のその後の動きですね?
竹:ええ。大怪我をした政宗君をかばいながら、伊達領内までの行軍になります。その途中で敵に遭遇する、という筋で話を進めたいと思うのですが、どうでしょう?
カ:良いと思います
松:敵のレベルは松・竹・梅のどれがいいですか?ちなみにこちらが料金プラ…
カ:梅でお願いします
松:控え目ですねぇ…ではこちらが梅プランです。伊達君の永遠のライバル・真田幸村君に登場してもらおうと思っております
カ:それは良いですね!
竹:伊達軍には関係なく、街道を占拠していた真田軍に遭遇する伊達軍、その殿で政宗君の退却を死守する片倉君、話としても盛り上がるんじゃないですか?
カ:小十郎の見せ場にもなりますしね
松:押し寄せてくる敵を、当たるを幸い次々と屠っていく片倉君…素晴らしいねぇ。どうして闇属性部に来ないのかな
竹:主である伊達君に遠慮して同じ属性に揃えてるんじゃないですかね
松:なんとしても闇属性部に引き入れたいものだ。…そうだ、この戦闘でパーフェクトに真田軍を殺しきったら、片倉君の心の闇が出現するというのはどうだろう?
竹:「闇片倉」…いいんじゃないですか?軍師とは本来、裏の汚い仕事が主ですからね。忠義という綺麗な言葉で本心をごまかしているうちは本当の軍師にはなれないものですよ。フフフ…
松:若い証拠だね
竹:青いだけですよ
カ:…すみません、そのジャ●プキャラみたいな切り替えはちょっとマズイのでは…
松:ふむ。片倉君のドス黒さを暴くためにももっと追いつめなければならないか
竹:相手が真田君では無理そうですね
松:そうだねぇ…傷は付けられるだろうが、それは体にであって、彼の清廉さでは内面には切り込めないからね。仕方がない。このテーマはあとの章に持ち越そうか
竹:そうですね。もっと追いつめないと
カ:ち、ちなみに、松と竹の敵はどんなふうなんですか?
松:ああ、いずれにしろ真田君を登用しようとは思っていたのですが、たとえば竹でしたら真田君プラス武田信玄さん。真田君と戦っている間にフリーになった武田さんが、得意の千本ノック、もとい「動くこと雷の震うが如く」で片倉君の体力を見る見る削っていきます。クリア条件がより過酷になり、究極モードでの成功率は5%を切りますね
竹:…部長にしてはなんて良心的な
松:松になると更に猿飛佐助君が加わります。彼は一見明るく見えても闇属性部ですからね。本領発揮して、片倉君の関節を2、3も外してもらいましょうか。または傷口をえぐる、切った後強酸を浴びせる等々。折ったり切ったりするのがタブーならば、外す・えぐる・浴びせるくらいは許してもらえませんかね?
カ:…それもちょっと
竹:ふぅ、加減が難しいですね
松:全くだよ



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